呼吸法で得たもの

わたし、先週末3日間で呼吸法のコースを受けてきました。


ひと言で、本当に行ってよかった。

呼吸のしやすさ、そこからくる集中力の向上や体の変化、リラックス…だけじゃない。
気持ちに、心に、変化が出始めてます。


行ったのには、息するのが苦手っていう自覚があったのと、
フィジカル・表面的な問題ではなく
内面的な悩み?問題?を解決するヘルプになるかもと感じたからです。


この呼吸法のコース、私にとってはとても縁が強いもので。


ヨガをするきっかけになった高校時代の友人が、
10年くらい前に受けていておすすめしてくれてました。
当時は、精神疾患真っ只中の特にキツイ時期で、
1番気力が安定せず、1番自分を傷つけていた時期でした。

気力もかなり落ちているし、どの道を進んでいいのか心が決まらず。
とりあえず情報だけ留めていました。


それから数年たって去年くらいに
幼なじみが受けて、またおすすめしてくれました。


この時には、
精神疾患を治すには、薬でも病院でのカウンセリングでもない
と、自分の考えがほぼ出来ている頃。

それとヨガして数年、どうしても呼吸が上手くできない壁にぶつかってました。

どうしてみんな(ヨガしてない人も)
気持ちよさそうにスーハースーハー呼吸できるのかなぁと。
異次元のことのように感じられる程
はちょっと大げさか。


そんな訳で、満を持して参加でした。



コースでは、
毎日やるといい呼吸法を教えてくれるのと、
happyな人生にするための、考え方のポイントみたいな話を色々聞けました。



得たものを細かく書き出すと、夏休みの作文くらい書けてしまいそうなので…

小出しにしようと思ってますが、


精神疾患を治すのは、薬でも病院でのカウンセリングでも認知行動療法でもない』
っていう考えに確信が持てました。


これを病院の先生に言ったら、きっと怒られそう。

でも13年くらいほぼ断続的に通院して、
西洋薬や漢方薬を飲んだり臨床心理士のカウンセリングを受けたり、
認知行動療法をやってくれる先生がいたりもしたけど、
どれも根治には至らなかったんです。

だから干支ひと回り以上も通院してるわけで。
症状の軽さや、必要度の変化はあるけれど。


精神疾患って、脳内の神経伝達物質の機能異常だといわれてます。
だから神経伝達物質のコントロール(を服薬ですること)が必要だと。

でも経験して分かったのは、
いくら神経伝達物質をコントロール
=いつでもhappyになれる状態にしてあっても、
精神疾患の人ってhappyになり方が分からない人が多いんです。

“幸せ物質”とか言われるセロトニンを増やしても、
そもそもhappyな感情を知らないと、なりようがない。

気持ちよさ、心地よさ、あたたかさ

そういうものを教えてくれないから、病院で精神疾患が治らないのでは?

幼少期から何かしら家族関係に問題を抱えた人が多いのでね、
無償の愛とか安心感とか、分からない人が多いと思います。


私もまだまだ、
安定してhappyな感情が分かってる状態になるのは難しいです。
けどいつも実感する日がくるって、分かってきました。

心地いいことを探し続けてきたからだと思います。
鍼やヨガ、心地いい人、場所、考え方etcその先に呼吸法。

破るべき殻はまだたーーーっくさんあります。
殻が外れたとき、『いまここが幸せ』って本当に実感できるんだと思います。


どこが小出しなんだっていう、長いものになっちゃった。